
自動車産業に押し寄せる「CASE」(Connected…つながる、Autonomous…自律走行、Shared…共有、Electric…電動)の波は、「百年に一度の変革期」と呼ばれ、自動車業界だけに留まらず、電子、電機、情報から社会インフラまで関係する周辺産業までも巻き込み、様々な変革を引き起こしています。
その最中、世界に広がる感染症や国際情勢の不安定から、エネルギーや原材料、半導体などの供給不足や価格高騰など、世界経済や企業経営にとってはマイナス因子が次から次へと発生する状況となっています。
この状況は当面続くことが予測され、個々の努力によりこの状況を好転させることは非常に困難なことではありますが、将来の企業存続、発展のために、今やっておかなければならないことを強力に実施していきたいと考えています。
当工業会では、「人材育成・確保」「DXの推進」「低炭素社会への対応」の3つの活動方針を掲げ、事業機会のチャンスを逃すことが無いよう、更には世界的ルールにより企業活動ができなくなるリスクを回避し、社会的責任を果たすことができるよう、各委員会活動を通して会員企業
1社1社が強くなるための施策を展開して参ります。
2022年6月
一般社団法人 富山県機電工業会
会 長 金森 俊幸